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子育てに成功した家庭の共通点 その①

EQWEL本社、浅間先生(現副社長)の講演会レポート 第2回 ~子育てに成功した家庭の共通点その①~

 

こんにちは、前回の~EQ力の高め方~はいかがでしたでしょうか?

 

乳児期はブラックワードなどあまり出て来ないかも知れません。

ところが、子どもが成長するにつれ「もう少し出来なくてはいけない」という焦りが起こり、ついついブラックワードが口から飛び出してしまうこともあるのではないでしょうか?

「子どもが親を育ててくれる」という側面もありますが、なるべく子どもたちに負担をかけずにより良い子育てが出来ると良いですよね。

そのために、これからもぜひEQWEL流プラチナワードをご活用ください!

 

さて、今回は「子育てに成功した家庭の共通点」です。

浅間先生はこの「子育てに成功した」方々のデータを収集されているそうで(確か4000件ほどあるとおっしゃっていました)そこから見えきた共通点をお話しされました。

 

最初に「子育てに成功した‥」の成功の定義を確認しておきましょう。

ここでは子どもの学歴や高い地位などが「成功」とはいたしません。

いかに自己肯定感の高い、人間力の優れた、生き生きとした大人に育てられたかを見て判断します。

そんな、人間的に優れ、なんでも前向きにチャレンジして成し遂げていく大人に成って行くために、私たち親ができることとはなんなのでしょうか?

 

浅間先生は成功した家庭の共通点として、6つの事柄を挙げられました。

今日はそのうちの3つをご紹介します。

 

1.子ども達が、幼少期に言葉で否定されていない。言葉がけはたくさんしてもらっているが「ダメ」を言われていない。

2.0歳から両親に毎日絵本を読んでもらっていた。

3.好きなことを好きなだけやらせてもらっていた。

 

いかがでしょうか?

そんなに難しいことでは無いと思われませんか?

それでは少し詳しく、やり方のコツを書いていきたいと思います。

 

1.の「否定しない」は前回のブログをぜひ読み直していただきまして、プラチナワードを口ぐせの様にしてしまいましょう!お気に入りのものを紙に書いて、こっそり壁に貼っておくのも良いですね。

2,は、もしされていない方は是非今日から!「子どもを本好きにすれば幼児教育は成功!」と言われているくらいです。読み聞かせのポイントは、子どもが楽しんでいるかどうかです。

0~1歳はなんでも読んであげてください。難しいかな?と思う絵本でも、読んでみると意外と楽しんでくれることがあります。

2~3歳は好きな絵本が決まってきます。10回でも20回でも飽きるまで読んであげてください。

3~4歳は好む絵本を中心にしながらも、いろいろな種類の物を読んであげると良いですね。好きなジャンルが分かってくればそのジャンルに特化しても良いかもしれません。

5~6歳に成りますと、自分で読める絵本が増えてきて読むことも楽しく成ってきます。

しかし大切なポイントは、自分で読めるように成ってからも求められたらかならずリクエストに応え、読み聞かせもしてあげるということです。

 

この頃から図鑑や絵の少ない本に興味を持つ子もいます。

京都市の図書館では0歳児でもカードが作れます。1枚のカードで10冊借りることができます。親子2人なら20冊の絵本を借りることができるので、どんな絵本が好きか分からない時はぜひ図書館をご活用ください。

大好きな絵本だけを購入すればコストも収納場所も節約できます♪ 図書館はお薦めです!

3.好きなことを好きなだけ‥‥好きなことをしている時の集中力は凄まじいものがあります。それをできるだけ邪魔しないことが大切だそうです。

とはいえ、そればっかりという訳にはいきません。保育園や幼稚園に行くようになれば尚更です。

4歳ぐらいまではしっかりと口で止めどきを説明すると良いと思います。

『ご飯だからあと少しだけいいよ』

『もう帰る時間だからあと3回ね』など

5歳以上になれば時計が分かってくるので

『時計の長い針が◯のところになったらお片づけしようね』

『あと20分ならいいよ』など。

 

早くしなさい!いつまでやってるの!お風呂が遅くなるでしょ!などはブラックワードですが

『◯時までしてて良いよ』や『あと◯分ね』は時間感覚を学ぶのに有効です。

小学生の親御さんで、ゲームをずっとしている、テレビをずっと見ているといったご相談も多いそうですが、これもあらかじめ時間のルールを決めておくことで解決します。

視力や脳に悪影響がある物だということも、きちんと話せば小学生には理解出来ますよね。

やるべき事が出来ている時には、ご褒美として時間を少し延長してあげても良いと浅間先生はおっしゃていました。

 

ゲームばかりの生活をして欲しくないのであれば、ゲームよりも楽しい事を小さい時から与えておけば良いとも言えます。

 

絵本や折り紙、ねんどやお絵描きやブロック、パズル、プラレール、人形遊び、お散歩、公園‥‥などなど

 

デジタルのゲームに負けない楽しい事は沢山ありますので、大好きな遊びがみつかる様に、乳幼児期からいろいろな体験をさせてあげることが重要ですね。

 

ドレミコースの音楽ダンスなどは、ひとつの同じ音楽に対して皆んなで共通のテンポを感じ、音楽的なノリやワクワク感を共有する時間に成っておりますので、これは実は社会性を育てる取り組みにも成っているのです。

やがてお友達とのコミュニケーションが得意なお子様に成って行かれますと、お友達と公園で鬼ごっこで盛り上がったり、集団の中で上手に楽しみを見つけることも出来る様に成りますよね。

これこそがまさに、EQ力です!

 

次回は、残りの3つのキーワードをご紹介いたします!

お楽しみに!

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