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男性リトミック講師の心得
幼いお子様は普段、お母さんと一緒に過ごしている時間が圧倒的に長いため、中には男性が苦手な場合もあります。
私の場合は幼児教育の現場に長く関わって来ましたので、わりと自然に威圧感を消せるのですが、
それでも、寝起きでご機嫌ナナメの面識の浅いお子様などは、一瞬目が合っただけで泣かれたりする場合があります。
こういう時に私が心がけていることがひとつあります。
不用意に距離を詰め無いことです。
とりあえず「まだ眠いんだね。わかったよ。ママに抱っこしてもらおうね。」
みたいなスタンスで、なるべく目を合わさ無いで視界から外れるようにしてあげます。
その子が興味を持ちそうな楽器やオモチャがあれば、近くにさりげなく置いておきます。
そしてゆる〜い雰囲気でレッスンを始めます。
ママに抱っこしてもらったまま行えるリトミックやフラッシュカードなど、その子の大好きなメニューが登場すると、ご機嫌がだんだんと良くなって来ます。
本当に楽しくなってくると、多少の眠気は何処かに飛んで行ってしまいます。
子ども達は基本的には、楽しいことをやってくれる大人&ほめてくれる大人が大好きですので、それがわかると安心してくれますね。
最初に大泣きしたりレッスンをイヤがったりしていたお子様が、帰り際にしっかりと目を合わせてくれたり、握手をしてくれたりした時は、本当に嬉しいですよ。友情が芽生えた瞬間というのは、たいへん感動します。