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幼稚園で読み聞かせ
京都市内の某幼稚園にて、サックスとドラムを演奏して来ました。
絵本の読み聞かせと、楽器のコラボ🎵
先ずはサックスにて、最近の子ども達が知らないであろうアニメソング『ルパン3世のテーマ』次に、
これまた子ども達は聴いたことが無いと思われるホーギー・カーマイケル作曲のジャズスタンダード『Stardust』。
通常、ちびっこの人気曲を演奏すると確実に盛り上がると言うセオリーがありますが、あえて昔の名曲を紹介してみました。
めったに生音で聴く機会の無いサックスの大きな音にびっくりして、耳をふさいでいる子もいました。(笑)
しかしこの様なカルチャーショックが、また子ども達の心に新たなページを切り開き、音楽や楽器に対する興味を掻き立てていきます。
サックス演奏の次は、いよいよ読み聞かせのコーナーです。
『へんしんトンネル』と言う人気絵本と、ドラムのコラボレーションです!
おそらく、本邦初の試みではないかと思います。
『へんしんトンネル』は、あるものがトンネルをくぐると別のものに成って出て来る愉快な絵本です。
例えば、カッパがかっぱかっぱかっぱ‥とトンネルに入りますと、出て来る時には
ぱかっぱかっぱかっと、馬に成って出て来ます。
時計がとけいとけいとけい‥と入りますと、出て来る時には
けいとけいとけいと毛糸になっちゃってるわけです。
つまり、言葉のアクセント箇所を移動させて違う場所から読むと、偶然別の言葉になっちゃうと言う発見を楽しむ絵本なのです。
音楽のリズムにも強拍弱拍、表と裏というものがあります。
それをひっくり返したり、アクセント箇所をずらしたりすると面白い錯覚が楽しめたりしますので、『へんしんトンネル』は打楽器と合わせると、楽しさが倍増するのではないかな?
そんな思いつきからこの企画に取り掛かりました。
ご父兄の方や絵本クラブのママさん達が見事な読み聞かせとペープサートでご協力くださいまして、子ども達も楽しくセリフを連呼してくれましたので、結果は予想以上の大成功!
ドラムセットを搬入した甲斐がありました。