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よもやまばなし
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ピアノの基本?

「子どもの頃にピアノを習っていたけど、レッスンがイヤで行か無く成った。」という方と、子どものピアノ教育について話しをしました。

 

実は私自身も同じ様なタイプだったからです。

ピアノが嫌いに成り、子どもの頃は練習を徹底的に拒みました。

私の場合、理由はいろいろあります。

①バイエルなどの、指定された曲自体が好きな曲調では無かった。

②ダメな部分を厳しく注意されるばかりで、ちっとも褒めてもらえ無い。

③指の立て方など、細かいことを強制される。

 

この内、③についてはちょっといまだに疑問を感じています。

「手は玉子の様な形で構えなさい!」と何度も何度も注意されました。

べチャッとつぶれた様な手で弾くクセをつけると将来苦労するから、先生は理想的な構えを叩き込もうとして下さったのでしょう。

それはよく解ります。しかしです‥

ちょっと考えてみて下さい。子どもの手は小さいのです。

玉子の様な形で構えると、ド〜ソまでも届きません。大人の様なワケには行かないのです。

 

この当たり前のことに気づかないで、ピアノの常識だけを強調されている先生、他にもたくさんいらっしゃいませんか??

大人にとっての基本や常識が、子どもにとってもそうか?

違うと思います。大人と同じスタイルを強要するのであれば、ピアノの鍵盤をハーフサイズにでもするべきですね。(笑)

 

そうしないと、ピアノは楽しく無い楽器に成ってしまうかも知れません。

ピアノの基本ばかりを口酸っぱく言っている間に、音楽の基本である「楽しい」が無くなってしまっては本末転倒!

音楽はまず、楽しくないといけませんね。

 

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